・imoutoid君
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5月の始まった直後のある日に彼の訃報に触れました。
ということで実は僕ら数人にとってこれはもう1ヶ月が経っていることになります。
とりあえず彼の父親から届いたメールを読んだときはファミコン宇宙人のこともあったし、冗談だと決め付けて彼の友人、そして彼の実家に電話をかけました。そこで泣きじゃくる友人と彼の母親の声を聞いたときに僕に事実という言葉が重く圧し掛かりました。
とりあえずその日は呂律がまわらないままで、翌日とりあえず京都でimdkmさんやトイドくんの友人の方と会ったのですが、生き帰りの電車ではどうしても動揺してしまって、取り乱してしまったりもしました。とりあえずどうすれば良いのかわかりませんでした。
最後彼と話したのは電話で、twitterで「電話かけるし!」と言った彼からでした。彼からの着信はそれが初めてで、一緒にやる仕事の話や、本当にくだらない話をズルズルやって、何を話したのかも覚えていないくらいです。そしてその前後に何の前触れもなく突然送ってきたのが"tofubeatsの唄"でした。
たかだか彼と最初に会ってから1年しか経っていないのです。
彼が亡くなってから知ったこともたくさんあって。でも、出会ったときの話やtwitterとかインターネットで交わした言葉、そして彼が作ってくれたtofubeatsの唄とか、bay dreamのリミックスのリミックスといったネタ曲とかを聞くのは本当に楽しかったし、決して印象に残らないやり取りでは無かったです。
特に彼の関西では最初で最後のライブアクト(デデさんのライブ後に出させてもらったのもありますが)、セプテンバー9月(この名前も彼が付けたもので)は、本当に真昼間で短いイベントだし、決して音が大きいわけでもとりたて良いわけでもなかったのに、何度DVDを見てもみんなが魔法にかかったようで、思い返しても本当に楽しいイベントでした。
僕が前少ししんどくなって京都に一人で行ったときも、彼はふらっと京都まで来て励まして(なのかな?)くれました。
そしてセプテンバー9月のメンバーであるimdkmさん、tomadさん、僕と4人でスタジオボイスに対談が載って、実はその対談が連載として、来月から始まることになっていました。翌月のスタジオボイスから始まる連載のタイトルは「AIRHEAD UNASKED TALK-SESSION」。彼が編集してブログで公開していた初回の対談のオフレコにつけたタイトルです。
彼は生まれてから僕が出会えた友達の中で一番偉大で素敵な同い年でした。
騙し騙し音楽をやってる僕と違って、音楽と真正面から向き合っている彼の姿は本当に格好よかったです。
ちょっと僕より不安定な性格だったけど、音楽を作ることにかけて、日本、世界の18歳で本当にナンバーワンだったと思います。彼が居なければDAWもまだ買ってなかったかもしれないし、打ち込みだけで曲を作ろうだなんて思ってもいなかったかもしれません。
高校時代に同い年の彼のようなクリエイターと出会えて本当に幸せです。
僕には何十年先への大きな目標はありませんが、
今年あれがやりたい、とか、よく考えるとまだまだやりたいことはたくさんあるのです。
彼もきっとそういうことがあったでしょうし、そういう話もしました。
今年一緒にやりたかったことが何個もありました。そしてファンとして新曲を聴きたかった。
こんなこと言い出すときりがないですが、僕は頑張ってやっていきたいと思います。
彼は僕たちに可能性というものを見せてくれたと思います。
とりあえず彼は陽炎のように消えてしまった伝説にも見えますが、
確実にその姿を捉えていた僕たちが居ることは確かで、
一人の人間として彼のことを忘れないで居たいと思いますので文章にして残しておきます。
こういうことは悪く考えるほど辛くなるのはもうわかったので、
顔も姿も年齢も知らない彼の音楽を普通にかっけー!と
興奮しながらパソコンの前で踊ったあの日にゆっくりと戻りたいと思います。

tofubeats
- 2009/06/02(火) 00:40:19|
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